【デュエマ】殿堂発表はこのカード!(2024/3/1)

先程、デュエルマスターズの殿堂発表がありました!

前回のサガ環境ほど、大きくヘイトを買っているデッキはおらず、かかる可能性があるものが多いように感じます。さて、一体どのカードが殿堂となったのでしょうか?!

 

◆殿堂入りカード

1.《「無月」の頂 $スザーク$》

■無月の門・絶:各ターンの終わりに、自分の魔導具をバトルゾーンまたは墓地から合計6つ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら6枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。

■T・ブレイカ

■このクリーチャーが召喚によって出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

■相手の墓地に、どこからでもカードが置かれた時、カードを1枚引いてもよい。 

 

採用デッキ:「青黒魔導具」「青魔導具」

主に4ターン目に《ヴォゲンム》の効果で13枚墓地を肥やして召喚します。相手の場と手札にカードがあれば、2枚破壊、2枚ドローで計4枚のリソース差が生まれます。上振れた時は2体召喚もあるので、流石にまずかったですね。

「青黒魔導具」はこれによりほぼデッキの基盤は死んでしまったかと思います。《ヴォゲンム》から《ガリュザーク》が出るくらいであれば、あまり怖くはありません。

「青魔導具」もループ型はもともと1枚の採用だったため、影響がないように思えますが、後述する《神の試練》がプレ殿入りするので、こちらも被害大ですね。

ガリュミーズ型は《メラヴォルガル》を出して、ワンショットする形に戻るのでしょうか。もう5年?くらい経ちますが、まだ環境にいるのでしょうか・・・。

 

 

2.《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》

■究極進化:進化クリーチャー1体の上に置く。
■侵略:火の進化ドラゴン(自分の火の進化ドラゴンが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
■T・ブレイカ
■相手がこのクリーチャーを選んだ時、カードを2枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。
■メテオバーン:このクリーチャーが出た時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする。 

 

採用デッキ:「赤緑アポロ」「赤青アポロ」

通称“殴るサガ”。前回のサガ環境で《絶望神サガ》と真っ向から殴り合っていた、最速の3ターンキルデッキがついにここで終わりを迎えました。《進化設計図》から大量の進化クリーチャーを抱えて、高い再現性で3キルする「赤緑アポロ」。《ネ申・マニフェスト》の効果で選択・ブロックを無視してダイレクトアタックを決める「赤青アポロ」。

最速でデュエルが終了してしまうため、嫌う人も多かったです。個人的にはアポロの攻撃をどうやっていなすか、逆に今の環境ならアポロで刺せるかもしれないから使おう、など考えるのは好きでした。流石に1枚ではリペアは難しそうですね。

 

 

3.《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》

クリーチャー

■ブロッカー
■W・ブレイカ
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。その後、カードを1枚引く。

呪文

■S・トリガー
■コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。その後、そのクリーチャーを手札に戻す。

 

採用デッキ:「アカシックフィオナ」「白単カウンター」など

超天編の最後に登場し、それからは数々のループデッキやびっくりデッキを生み出してきました。今回は超CSを2連覇した「アカシックフィオナ」が暴れまわったせいでしょう。「ネバーループ」全盛期の時は《サイバー・i・チョイス》が代わりに殿堂入りしましたが、見逃されることはありませんでした。

ループパーツでもありながら、受けにも使える上に、上面の全タップ効果が強力です。これで《ネバー》→《ホーリーエンド》で全タップすることもできなくなりますね。登場から長く見ていたカードなだけに、少し寂しい気持ちもありますね。

 

 

4.《幻緑の双月/母なる星域》

クリーチャー

■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。

呪文

■自分の進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。 

 

採用デッキ:「アナカラージャオウガ」

昔のカードを上下で組み合わせるツインパクトパックに収録されました。《ホーリーエンド》よりももっと前から存在していますね。ただ、環境デッキでの採用は恐らく、「アナジャ」が初めてなのではないでしょうか。最初は早出しができる!と数枚採用だったと思うのですが、今は完全に4枚採用必須のカードとなりました。「赤青マジック」の台頭により、入賞率が減少しましたが、それまでは入賞率1位の期間が1ヶ月以上続いていたと思います。

流石に最速で《CRYMAXジャオウガ》を踏み倒してリーサルを決めるのは許されなかったようです。

 

 

◆プレミアム殿堂入り

1.《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》

クリーチャー

■W・ブレイカ
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、数字を1つ選ぶ。その数字と同じコストを持つ相手のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。

呪文

■数字を1つ選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、相手はその数字と同じコストを持つクリーチャーと呪文を召喚したり唱えたりできない。 

 

採用デッキ:「赤青マジック」など

GR全盛期の頃、このカードを見ないことはないくらい、一時代を気づいたカードです。殿堂入りしてからも様々なデッキのフィニッシャーとして採用されてきました。今回は「赤青マジック」のデッキを掘る枚数、そして《カラクリバーシ》《カクメイジン》による複数回の詠唱が問題となってプレミアム殿堂になったのだと思われます。

デッキに1枚しか入っていないから許されていたカードですが、「赤青マジック」のシステムがゲームに1枚以上絡む確率がたかくなってしまい、このカードの許されていたスペックを超えたように思います。トリガーケアだけではなく、相手の次の行動を封じて、1ターン稼ぐこともできます。また、種族にマジックがあるので《灼熱の演奏テスタロッサ》の効果でコストにすることもできます。

数字を宣言する駆け引きが楽しかったのですが、遂に使えなくなってしまいますね。たしかに、これを序盤から引いていた時の、「引いたから勝ったやん」的な印象はゲーム体験としてよくなかったですね。

 

 

 

2.《神の試練》

■コストが同じカードが2枚出るまで、自分の山札の上からカードを表向きにする。
■こうして自分の山札をすべて表向きにした場合、このターンの後に自分のターンを追加し、残りのゲーム中、自分の山札のカードが1枚もなくても、自分はゲームに負けない。
■表向きにしたカードをすべて手札に加える。 

 

採用デッキ:「青黒魔導具」「青魔導具」など

前回殿堂入りしてから、順当にプレ殿入りを果たしました。チアリのナレーションでもあったように《ヴォゲンム》との組み合わせが山札を減らすことが試練でも何でもなくなっていましたからね。さらに《ブラッドゥ》とのループコンボにより、シールドを割らずに特殊勝利が出来るようになってしまったのは許されませんでした。

魔導具デッキは「黒単デスザーク」なんかはゲームをコントロールした後に、裏目を潰して相手を殴っていたので、相手にもワンチャンが生まれていました。ですが、このデッキは《神の試練》があれば、ループで確殺、できなくてもエクストラターンがあるので、かなり安全に殴ることが出来ます。

《ゴンパドゥ》の効果や、型番分けを利用して、山札が3枚以上の時に詠唱することでドヤ顔するのが楽しかったのですが、それももうできなくなりますね・・・。

 

 

 

◆殿堂解除

《超次元 バイスホール》

《次元流の豪力》

《ボルバルザーク・エクス》

 

この辺りのカードが活躍していたころは、デュエマをしていなかったのでノーコメントで(笑)。そこまで環境に影響を及ぼさない気がします。

 

殿堂施行日は2024年3月11日になります。

残りの2週間だけ、好きなカードの弔いを行いましょう!

新環境も楽しみですね。このサイトでは環境の考察なども行っているので、是非ともチェックをお願いします。