【デュエマ】青黒COMPLEX入賞リスト考察(2024/2/29)

今回は青黒COMPLEXの入賞リスト見ていきます。

 

 

◆2/21 音速CS川崎 優勝

4x DARK MATERIAL COMPLEX

4x 同期の妖精/ド浮きの動悸

2x 異端流し オニカマス

2x 学校男/ゾンビ・カーニバル

4x 電脳の女王 アリス/不埒な再侵入

2x ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり

4x 終止の時計 ザ・ミュート

2x 終末の時計 ザ・クロック

1x 深淵の文房具 ケシカス=カース

3x 奇天烈 シャッフ

4x アーテル・ゴルギーニ

4x 忍蛇の聖沌 c0br4

2x 闇参謀グラン・ギニョール

2x 飛翔龍 5000VT

 

「赤青マジック」を重く見て、《オニカマス》が3枚の構築が多い中、1枚を削って《ケシカス=カース》を採用されています。アビスデッキではないですが、主に相手の墓地をシャッフルする効果を使用するのだと思います。「赤青マジック」の《コールドフレイム》のトリガー条件を失くしたり、「アビス」系統の墓地を失くしたり、「アカシックフィオナ」の《オルゼキア》からの墓地回収を咎めたり、「ラッカゴスペル」の墓地の呪文をリセットしたりと使い道は多岐に渡ります。

前環境の覇者《絶望神サガ》が居た頃は墓地メタをどのデッキも採用している状態でしたが、今はさほど多くありません。逆に言えば、メタられることは少ないということなので、必然的に墓地を利用するデッキは多くなったというわけですね。

グランギニョール》《コブラ》《アーテルゴルギーニ》など自身も墓地を肥やすので、「アビスラッシュ」能力によって、蘇生して墓地を洗いながら打点に加わることが出来るのは魅力的ですね。

 

 

 

◆2/25 リースCSin中野 3位

4x DARK MATERIAL COMPLEX

4x 同期の妖精/ド浮きの動悸

2x 学校男/ゾンビ・カーニバル

4x 電脳の女王 アリス/不埒な再侵入

1x ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり

3x 終止の時計 ザ・ミュート

4x 終末の時計 ザ・クロック

1x 踊戯音愛 パステル/♪摩訶不思議 マジカルプリズン キンキラリン

4x 奇天烈 シャッフ

4x アーテル・ゴルギーニ

4x 忍蛇の聖沌 c0br4

3x 闇参謀グラン・ギニョール

2x 飛翔龍 5000VT

 

超CSで4位となった紅蓮選手の構築から《クロック》は2枚あればいい!というのが主流になった気がします。ですが、あえての《クロック》4枚採用の構築です。このカードがトリガーすれば1ターン貰えるので、普通に強いです。環境的に、練度的に2枚でも問題ないということですが、4枚採用しても悪いことはないですよね。

kou-pro.hatenablog.com

パステル》の採用は初めて見ましたが、こちらはどうなのでしょうか。推しにしてらっしゃる方も多いので、いわゆる“推し採用”的な意味もありそうですが、よく見るとそこそこやりよるテキストをしています。上面はコスト6のシールドトリガー、ブロッカー、メガラストバースト持ちで、下面はちょっと弱い《コールドフレイム》的な感じで相手のクリーチャー2体の攻撃ブロックを止めます。パワーも4000あるので《カラクリバーシ》と相打ちを取りつつ、メガラストバーストで下面で更に後続を止めることが出来ます。ただコスト6なので《コブラ》と一緒に《ラッキーナンバー》宣言6で咎められてしまうことがもったいないですね。7とかならよかったに・・・!

 

 

◆はっちCSin竜星の嵐名古屋店 3位

4x DARK MATERIAL COMPLEX

4x 同期の妖精/ド浮きの動悸

4x 電脳の女王 アリス/不埒な再侵入

4x 終止の時計 ザ・ミュート

4x ヴィオラの黒像

4x 奇天烈 シャッフ

4x アーテル・ゴルギーニ

4x 忍蛇の聖沌 c0br4

2x 闇参謀グラン・ギニョール

2x 飛翔龍 5000VT

2x 学校男/ゾンビ・カーニバル

2x ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり

 

こちらの方は、《クロック》《オニカマス》を0枚にして《ヴィオラの黒像》を4枚採用しています。7コストとやや重めなので、手打ちすることはあまりないですが、コマンド持ちの闇文明のタマシードなので《コンプレックス》や《アーテルゴルギーニ》についた封印を剥がすことが出来ます。

《秩序の意志》《ブラックゾーン》などの封印ギミックが環境にそこそこおり、このデッキの弱点の1つでもあります。本来であれば《グランギニョール》2~3枚が封印を剥がすカードなので、意識外からこのカードを踏むと逆転できる可能性はあります。

また、タマシードなので、現在流行中の「赤青マジック」の《ラッキーナンバー》や《単騎連射マグナム》では止めることが出来ません。なんなら《マグナム》を破壊して、《オニカマス》を蘇生するなどの芸当もできます。枠があれば候補に入れてもいいカードだと感じました。

 

◆2/24 ミトラスCS 2位

4x DARK MATERIAL COMPLEX

4x 同期の妖精/ド浮きの動悸

4x 電脳の女王 アリス/不埒な再侵入

4x 終止の時計 ザ・ミュート

4x 奇天烈 シャッフ

4x アーテル・ゴルギーニ

4x 忍蛇の聖沌 c0br4

2x 闇参謀グラン・ギニョール

2x 飛翔龍 5000VT

2x 学校男/ゾンビ・カーニバル

2x ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり

2x 終末の時計 ザ・クロック 

1x 死神覇王 XENARCH

1x 淡いと濃い ケローラ/♪やせガエル 負けるなケローラ スパイラル 

 

最後も個性的なカードの採用がある構築です。「サガループ」初期リストに見られた《ゼナーク》を採用されています。闇文明のコマンドなので封印を剥がしつつ、自分と相手のクリーチャーを破壊し、《コンプレックス》のカウントを一気に2枚進めることが出来ます。5コストなので《コブラ》で蘇生できるのもいいですね。

また、手札を捨てた時に墓地から回収する効果も強力です。能動的に《ミュート》で手札を捨てた時に回収することが出来ます。他にも相手のハンデスにも少しだけ強くなります。《グランギニョール》でいいやん!というところもありますが、単色だったり、唯一無二の効果を持っているので、採用も検討していいかもしれませんね。

 

 

週末には殿堂発表もある、環境終盤で大分構築も固まってきたように思えます。その中でも数枚の採用を変えることで、初見殺しや相手のミスを誘うこともできます。殿堂の影響もないと思われるので、新環境でも注目のデッキです。