※「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」の感想であり、少しのネタバレを含みます。
先日、12月9日公開の平ジェネFINALを仮面ライダーを全く知らない女子大生と観に行くことになりました。なぜそうなってしまったかはここでは割愛させていただきます。今回はその前後のお話です。
明日の映画と3時間と17年
二人の仮面ライダー歴は以下のようになっています。
私 仮面ライダークウガからリアルタイムで視聴、見直していない作品は記憶が薄れていますが映画もほぼ見ています。平成2期は映画もVシネマも全部見てると思います、たぶん。特撮が好きで、スーパー戦隊、ウルトラマンも視聴しています。
JD 仮面ライダー未視聴、幼少期に知らず知らず見ていたかもしれませんがそれノーカンで。特撮も未視聴ですが、洋画のバトルアクションなどは好きらしいです。
しかし、いきなり平ジェネFINALを観てもらうのもあれなので、前日に「仮面ライダー×仮面ライダーフォーゼ&オーズMOVIE大戦MEGAMAX」と「仮面ライダー平成ジェネレーションズDr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー」の2作品を観てもらいました。それに加えて気になったところは私が解説させていただきました。並行世界の存在とか、オーズ、エグゼイド、ビルドの世界観とか、ですね。ぶっちゃけ私の知識と説明力では理解してもらえたか微妙なところです。
映・画・鑑・賞
いざ劇場へ
平成ジェネレーションズFinal観に来たけど3人しかいない…
— Kou (@King_Order_Unit) 2017年12月14日
平日の夕方、マイナーな劇場だったためかソロの女性客しかいませんでした。パンフレットとグッズを取り揃えていたのでガチ勢なのかなとか思いつつ。
作品の完成度はとても高く、既にTwitterやブログでも絶賛されている通りなのであまり語る必要もないでしょう。とにかく最高でした。オーズ、フォーゼ、鎧武、ゴースト、エグゼイド、どれか一つでも見ている人には見てもらいたいです。
衝撃!もう一つの目線!
さて肝心の感想を聞いてみたところ、「え、仮面ライダーってこんなに面白いんだ」とのこと。
・貴利矢さんが「思ったより高ーい」と飛び降りるシーン
・ビルド組の掛け合い
・神のデンジャラスゾンビ戦闘シーン
などの平成2期ならではといいますか、ギャグシーンが面白かったとのこと。1期とは違って2期は子供向けなギャグ要素が多く賛否両論ありますが、仮面ライダーの世界に触れたての大人や小さなお子様には欠かせないものなのかもしれませんね。鎧武がシリアスすぎてお母さまからの苦情があったとかなかったとかの噂もあったりしましたね。
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・フェニックスロボの後ろのヒラヒラが引っかかりそう
・並行世界ってどういうこと?
・これだけ世界がピンチなら他のライダーもでるくない?
・本拠地バレるの早すぎないか?
などの仮面ライダーの世界に長く浸かっていると感じなくなる違和感やツッコミどころを気づかせてくれる感想もありました。並行世界はディケイドのころから示唆されてたとかビルドの世界観と他の平成2期は同一世界に存在しあえないから並行世界設定が~~~~とか説明したかったんですが、いきなり複雑な話をされてもこれから仮面ライダー生命に関わるかと思いまして、そこはこれからわかっていけばいいよってことにしました。
あとやっぱり男の子っていうか私みたいな小学生の頭脳だとライダーの見た目を「かっこいい!」「つよそう!」って判断するんですけど、女の子目線で見ると「ずっこけそう」「うごきにくそう」とか機能性の面で見ることもあって偉いな~と思ったり。男性でもそういう人いると思うんですけどね。
他のライダーが出てこないとか、本拠地すぐバレるとかそういうのは尺と費用の問題なんでしょうけど、たしかにそうだな~って思いますね。私たちの見えないどこかで他のライダーも戦っていたのでしょう・・・!費用の問題とかも普通に見てたら知らないことですし、私も平成2期はおもちゃを多くしてバンダイとうんぬん・・・ってのも少し前に知ったくらいで「アイテムやフォームいっぱいの路線で行くのかな」くらいにしか思ってませんでした。
長い間仮面ライダー観てるとこれはこういうもんだって思い込んでるんですが、一般人から見ればツッコミどころが多かったりするんですね。その反面やはり仮面ライダーは子供から大人まで様々な年代が楽しめるものだと再確認しました。
開眼!オーズ!
今作ではテレビ本篇から約7年の時を経て復活した仮面ライダーオーズがフューチャーされていたのもあり、オーズに興味を持ってくれたようです。本編も見れたら見るというなんとも関西人特有の「行けたら行く詐欺」宣言をかまされましたが、ほんとに見てました。現在YouTubeではCSMオーズドライバー発売記念にオーズ第1話と最終話が配信されていたのでそちらを見たようです。
他にもニコニコ動画で毎週無料配信されているものやAmazonプライムビデオ会員になると無料で観れるものを見ていました。昔と違って見れる媒体が多くなったのは嬉しいことです。
それはさておき本編を観て思ったことは女性から見た女性キャラクターも人気であるということ。オーズでは泉比奈役の高田里穂さんなんかは可愛いですし、モデルもされているということで既に知っている女性もいるかと思われます。仮面ライダーの女性人気はイケメン俳優が多いから!と言うのはもちろんそうですが、ヒロインのファッションやビジュアルの可愛さにもあるようです。
私的に好きなヒロインはドライブの内田理央さんと馬場ふみかさんですかね。とても可愛いので見てください。てか結構テレビでも見かけるので知ってる人は多いかもしれませんね。
最近オーズファンが各地で増えていると感じているので、私としてはとても嬉しいです。俳優・女優の良さ、コンボの多彩さ、奥深いストーリー、程よいギャグ・シリアスのバランスなど目を見張るものがたくさん詰まっています。
We’re仮面ライダー!
この映画の2大主役と言っても過言ではない映司(仮面ライダーオーズ)と龍我(仮面ライダークローズ)それぞれから見てみましょう。
火野映司らレジェンドライダー
オーズ、フォーゼ、鎧武、ゴースト、エグゼイドを視聴していた人は夢の共演に興奮を隠しきれなかったことでしょう。私もそうです。特に続編を期待されていたオーズです。龍我が崖から落ちそうになって永夢に「手を離せ!おまえも落ちるぞ!」って叫んでた時、火野映司が登場して手を掴んでくれるシーンはやってくれたな~(ニヤニヤ)って思いました。一年で代替わりしていく理由もそれとなく描かれていて納得しました。
それぞれの作品を知っているので「みんな、長い間戦ってきたもんな」と涙ながらに見ていました。私の心に眠っていたレジェンドライダーへの愛を復活させてくれるような作品となっていました。
万丈龍我
一方、時間軸的にも仮面ライダーなりたてほやほやのクローズくん。冤罪を晴らすためとかかすみちゃんの仇討ちなんかを考えて仮面ライダーになったのでしょう。しかし、本当の仮面ライダーとはなんなのか、それをレジェンドライダーから学び、真の仮面ライダーへと変身する物語なのです。「誰も見てねえ、誰にも感謝されねえ、なのにどうしてあんたたちは命を張ってんだよ!」という万丈の問い、そしてカイザーシステムと仮面ライダーの違いは何か、その答えをレジェンドライダーが言葉と背中で語ってくれるのです。
『仮面ライダービルド 変身講座』 第3話「仮面ライダークローズ編」
この万丈龍我目線が初めて仮面ライダーを見る女子大生と同じような気がします。たしかにそれぞれどんな物語でどんな戦いをしてきたのかわからないけど、これが仮面ライダーの真骨頂なのかと感じてくれたようです。
いきなり平成2期の集大成を見せるという頓智だったはずが、逆に初めて見る人の登竜門のようでもあった。結果オーライ。昔から知ってる人を湧かせるだけでなく、初めての人も置いてきぼりにしない、なんて素晴らしい映画なんだヽ(;▽;)ノ
ベストマッチな2つ?!
ここで子供向けと思われがちな「仮面ライダー」とキラキラした「女子大生」が意外とマッチした要因を簡単にまとめてみます。
・ギャグ・シリアスなどを混ぜ込んだ大人も楽しめるドラマ
・全然しょぼくないド派手なバトル・バイク・CGアクション
・イケメン俳優と可愛い女優
・伝説(レジェンドライダー)と新参者(クローズ)の対比
などなど
いやいやこれ「仮面ライダー見たことない人全員」に言えることじゃない??!?!?!??!
そうです、別に「女子大生」ではなくてもいいのです。仮面ライダーを見たことがなければ「高校生」でも「サラリーマン」でも「スポーツマン」でもなんでもいいんです。意外と大多数の人がベストマッチしちゃうんですよ仮面ライダーって。
私もよく周りの人に「まだ仮面ライダーなんて見てるのwww」とか言われますけど、いやいやそれは違うぜ。全世代で楽しめるんだよ仮面ライダーってのはな!!!
長くなってしまいましたけど、全部まとめると
「仮面ライダーは大人も子供も性別関係なしに楽しめるよ!!」
ってことです。適性はあると思いますけど、興味ある人は恥ずかしがらずに本編でも映画でも視聴してください!!!後悔はしないです!!!最近仮面ライダー見てないって人も平ジェネfinal観てね!てかみんな観て!!!まじリピート必至!
テンションが謎になってきたのでこの辺で終わります。
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