他人に優しく、自分に厳しく

「他人に優しく、自分に厳しく」

 

そんな言葉を聞いたことがある。かくいう私もこの通りに、自分の失敗は過度に落ち込むのに、他人の失敗にはどうとも思わない。なんなら失敗の原因は自分じゃないかと思う始末。期待していないというのもあるかもしれない。

 

だけど、最近は他人に厳しくしていかなければならないと思った。

 

部下のミスだったり、マナーを守らない客だったり、家族、恋人、兄弟、子供・・・人によって普段関わる“他人”像は違うかもしれないが、怒ったり、注意するべき時は必ずあるはずだ。その時に笑って見過ごすのではなく、しっかりと何がいけないのか、どうすればよかったか、毅然とした態度で伝えたほうがいいに決まっている。その方がその人のためにもなる。

 

じゃあ、なんでそれをしないのか。できないのか。理由は簡単である。

「自分に自信がないから」だね。

 

人に厳しくした瞬間に自分もその厳しい判断基準で人から見られることとなる。できもしないのに他人にあーだこーだ言っているようではかえりうちにあってしまう。例えば、数分の遅刻をした部下に対して注意してしまうと、自分はもう数分の遅刻は出来ない。笑って許していれば、自分が遅刻した時も許されるのではないだろうか。これはあくまで一つの例だが、こういった状況に遭遇したことは誰しもあるだろう。

 

人に厳しく接することが出来る人は経験や年齢もあるだろうが、やはり自分にも厳しく、自信があり、ミスもなく、やるべきことをやりとげるような人間が多い。たまーにちょっとやばいやつみたいなのもいるけど・・・。

 

自分に自信を持てない原因には、考え方のせいもあると思うし、実際にできていないことがある時にはできるように行動を変えていけばいいんじゃないかと思う。それが簡単にできてりゃこんなに悩んだりしませんよって話なんですが。

 

手を抜くときは手を抜いて、やるべきことはしっかりやる。どうせ何やったって文句は言われる世の中ですから、ちゃんとやってれば他人にバシッと指摘したって、バチはあたりませんよね。

 

他人に厳しくできるとまわりまわって自分のためにもなると思う。自分が成長して、周りも成長させて、職場なり家族なり部活なりがいい環境になると思う。間違いをほっておいたらいつか悪いことが起きる。実際に起きたこともある。

 

中高の時も真面目に生きていたので、部活動のキャプテンに選ばれることがあった。人を引っ張る力なんてものはなかったし、ただ真面目で悪さをしないってだけで選ばれた。当時も悪ふざけする後輩も叱ったりせず、笑って注意するような感じだった。結果的にそれが行き過ぎて、監督に大目玉を喰らい、管理できていない責任もあると自分もまとめて説教される羽目になった。

 

そんな経験をしたのにも関わらず、今は仕事で同じようなことをやらかしたりしている。こうやって記事を書くことで思い出せたが、やはり人は何度も同じ過ちを犯してしまう生き物なのだろう。いや、学習能力のない俺だけか・・・?

 

とにかく自分に自信を持って、物事の善悪をはっきりと口に出して言える人間になりたい。今すぐにでも。

 

私の話はこれからも「自己肯定感の低さ」が根底にあるものばかりだと思う。久しぶりに記事の更新をしたのもそういったコンプレックスを払うためにつけていく日記をせっかくだから公開してみようと思っただけである。意見を貰えたり、同じように考える人の助けになったりすればいいかなと思ってる。日本語読める人間は1億くらいいるんだし、絶対に自分と同じ悩みや考えを持ってる人っているはずだと私は思う。この広いインターネットの海で友達にならなくても、同じような奴がいるって気づけるだけで救われることがあると思う。実際に自分もそういう経験はあったりする。

 

またこれからもたまには更新してみようと思うが、もしかしたらしないかもしれない。興味があればブックマークしてくれてもいいし、しなくてもいい。

 

えー、やっぱり自信ないね。もっとはっきり言いなよ。今どきのユーチューバーなんかみんなチャンネル登録よろしく!って最後に言うでしょうに。

 

なんだか話がそれてきたので、今日はこの辺りで終わります。

では、おやすみなさい。また明日も頑張ろう。