アニメ「遊戯王GX」に登場した、「E・HEROネオス」及び「N(ネオスペーシアン)」をご存知だろうか。
当時は従来の「融合」魔法カードを使用せず、場のモンスターをデッキに戻すことで召喚することができる「コンタクト融合」という斬新な召喚方法に驚いた人もいるのではないだろうか。「ウルトラマン」がモチーフと言われている「ネオス」はエンドフェイズにエクストラデッキに戻るというデメリット(カラータイマー)はあるものの戦況を打破できる強大な効果を持っているためさほど気にはならなかった。
私も主人公「遊城十代」に憧れ、かっこいい「ネオス」たちを使いこなしたいと少年の時から想い続けていた。
しかし、現実は非情であった。
2017年10月の環境では新たな召喚方法「リンク」に加え、「シンクロ」「エクシーズ」「ペンデュラム」も登場している。「融合」も過去の栄華となってしまったかに思われるが、「マスクチェンジ」という速攻魔法により素材が1体だけで変身が可能な「M・HERO」や「シャドール・フュージョン」や「ブリリアント・フュージョン」によるデッキ融合、「捕食植物サンデウ・キンジー」や「古代の機械猟犬」による「融合」魔法カードを必要としない融合召喚など、派生召喚により現環境でも活躍していると言える。
「コンタクト融合」はどうだろう、現環境には取り残されているように感じないだろうか。似たような効果を持つ「剣闘獣」はエンドフェイズにデッキに戻ることもなく、戦闘を行えば、デッキから「剣闘獣」を呼び出すことができるものもいる。
「ネオス」よ、どうした。
私もネオスデッキを作成し、使用しているが、なかなか難しい。デッキ構築やプレイングが下手なのもあるかもしれないが、それでも、それでも、もう少し強くなってもいいんじゃないだろうか。エアーネオスワンキルなど出す融合体を絞るなどして構築するのも悪くないとは思うが、私は、みんなと戦いたいんだ。全ネオス融合体を採用し、勝利したいんだ!!
前置きが長くなってしまいましたが、そんなかっこいいけどいまいち?仕事をしたらすぐ帰ってしまう「ネオスペーシアン」の職場仲間を紹介していこうと思う。
ATK2500のバニラ。アニメでは過労死寸前とまで言われるほど使用された。サポートカードも多く、単体での仕事は得意ではないがチームプレイに向いている。エンドフェイズ(定時前)にバウンス(退社)しない。いざと言う時には「ラス・オブ・ネオス」で退社するかわりに一気に仕事を終わらせてくれる。
「E・HERO フレア・ネオス」
ここからは資格取得している社員の登場だ。特定の仕事を前にするとその分やる気があがる。まさに炎の闘志の持ち主である。が、定時前に退社してしまう。
「E・HERO アクア・ネオス」
一つの仕事を犠牲にして、他の仕事を終わらせることができる。やるべき仕事を見極める、いわば水のような冷静さを持っている。が、定時前に退社してしまう。
「E・HERO ブラック・ネオス」
モンスター客をうまく丸め込み、無効にする才能があり、今の日本には欠かせない能力を持つ人物ではある。だが「デモンズ・チェーン」を導入すればいいだけではないのか?という疑問が社内で蔓延しており、リストラの心配をするある意味闇を抱えている人。ちなみに、定時前に退社する。
「E・HERO グラン・ネオス」
モンスター客を追い返すことができる。しかし、会社の利益にはならない。これも「強制脱出装置」を導入すればいいだけではないのか?という疑問が(以下略)。この人も定時前に退社します。
「E・HERO グロー・ネオス」
かなりの器用貧乏。いろんな仕事をこなすことが出来るが、仕事をしたら休憩に入ったりすることが多い。そしてそのまま定時前に退社する。
「E・HERO エアー・ネオス」
他社の売上の差が大きいほど優秀な仕事をこなす。業界トップに躍り出るには欠かせないほどの人物である。しかしもちろん定時前に退社する。
「E・HERO マグマ・ネオス」
ここからは部長クラスの社員だ。どんな仕事であってもそれが多ければ多いほど真価を発揮する。定時前に部下数名を連れて退社してしまうが、全ての仕事を終わらせてくれるためかなり優秀な部類に入る。
「E・HERO ストーム・ネオス」
出社してからある程度の仕事を終わらせてくれる。定時前に部下を連れて退社してしまうが、全ての仕事を終わらせ、なおかつ次の仕事もなかなか来ないようにしてくれる。
「E・HERO カオス・ネオス」
博打野郎。1/8で結構仕事してくれる。3/8でそこそこ仕事してくれる。3/8でみんなの仕事を邪魔する。1/8でなにもしない。定時前に退社するし、資料まとめるだけで他人任せなやつ。ただビジュアルはとてもかっこいい。
「E・HERO ネオス・ナイト」
コンスタントに仕事に取り掛かってくれるが、肝心なところまで終わらせない。しかし定時前に帰らず、定時までしっかり働いてくれる。
「E・HERO ゴッドネオス」
社長です。なかなか出勤しないし、しても特に仕事をしない。定時前に帰ることはないが、仕事をしないことが多い。「アニメのときはもう少し強かった!」が口癖らしい。
「レインボー・ネオス」
他部署で働くとてつもなく優秀な社員。出勤はなかなかしないが、もししたならば圧倒的なスキルで仕事を終わらせてくれる。この人がいなかったらこの企業は潰れているのかもしれない。
他にもバイトリーダーの「クロス・ポーター」くんがいるが、「地獄の暴走召喚」により学生とは思えないシフトを組まされている。つい2年ほどまで裁定が変わり、働き方に幅を利かせれるようになったようだ。
自分でもなにを書いているのかわからなくなってきたのでこのあたりで筆を置くことにしよう。では、最後に私が実際に使っている「ネオスデッキ」を紹介したいと思う。資金がなく、完成系とも言えないので参考程度になればいいかと。また、アドバイス等あればコメントに書いてくれると喜びます。
(メインデッキ)計43枚
E・HEROネオス×2
クロス・ポーター×3
N・アクア・ドルフィン×2
N・エア・ハミングバード×2
N・フレア・スカラベ×1
N・グロー・モス×1
N・ブラック・パンサー×1
ミラクルコンタクト×2
地獄の暴走召喚×3
スペーシア・ギフト×3
コンバート・コンタクト×3
ハーピィの羽箒×1
おろかな埋葬×1
死者蘇生×1
増援×1
ブラック・ホール×1
ソウル・チャージ×1
スケープ・ゴート×1
貪欲な壺×2
トゥルース・リィンフォース×2
リミット・リバース×2
リビングデットの呼び声×3
スターライト・ロード×1
(エクストラデッキ)計15枚
E・HERO マグマ・ネオス
E・HERO ストーム・ネオス
E・HERO グラン・ネオス
E・HERO フレア・ネオス
E・HERO エアー・ネオス
E・HERO ブラック・ネオス
E・HERO アクア・ネオス
スターダスト・ドラゴン
発条機雷ゼンマイン
弦魔人ムズムズリズム
ゴルゴニック・ガーディアン
超量機獣グランパルス
ミセス・レディエント
デコード・トーカー
ファイアウォール・ドラゴン
メインデッキに関しては、ミラクルコンタクトを3枚にするか、「コンタクト・アウト」「ヒーローマスク」を採用するかなど検討の余地はある。
エクストラに関しては、カオスネオスやゴッドネオスを採用したかったが枠に厳しくこのようになってしまった。また、ランク3には「幻影騎士団ブレイクソード」という強力カードもあるためそちらを採用するべきではある。ランク2に関しては「神騎セイントレア」の採用もよいかと。
2017/9/28現在「デュエリストパックーレジェンドデュエリスト編2ー」において
「究極宝玉神レインボー・オーバー・ドラゴン」
「古代の機械超巨人」
の収録が決定しているため、ネオスの新規にも期待がかかっている。
それではみなさん、ルールを守って楽しいデュエルを!
(2018/2/10追記)本日発売のレアリティコレクションに「ミラクル・コンタクト」の再録が決定しました。これでネオスデッキ構築の難易度が下がりました。